<全国教会女性連合会>
第15回 聖書セミナー開催
去る3月20日(木)~21日(金)、東京教会で、全国教会女性連合会・関東地方女性連合会共催による「聖書セミナー」が開催された。関東地方からは44名の会員と5名の牧師・伝道師、関西・西部・西南地方からは17名の会員、計66名が参加して、「きずなを求め、今を生きる-副題:喜ぶ人とともに喜び、泣く人とともに泣く」という主題で開催された。
開会礼拝は、郭恩珠牧師が「顧みられる神」という題で説教した後、献金を捧げ、「ナルドのつぼ」宣教運動について伝えた。また、各教会女性会が提供したオモニやハルモニの思い出のチマチョゴリを再生して手作りした「ナルドのつぼ」献金袋を紹介し手渡した。
討議では、①全国女性会と個教会、②牧師の任期制についての発題と意見交換があった。東京教会女性会の心のこもった夕食と楽しい交流会の後、晩祷では文康顕神学生が「母の信仰」という題で証しをした。
2日目の第1講演は、「女性のエンパワメントと女性会の展望」というテーマで、女性の生きる力や自己実現について、梁陽日氏(立命館大学生存学研究センター、大阪教会執事)の指導により、自ら動き、参加者同士が支えられることを体験することで安心できる人間関係づくりについて学んだ。
第2講演は、「生きる力をつける処方箋」というテーマで、香山リカ氏(精神科医・立教大学現代心理学部映像身体学科教授)が「自分肯定感が持てず悩んでいる人が増えていることに触れ、自分の良いところを見つめよう、過去の自分の良いところでもいいから認めてあげよう」と語った。
閉会礼拝は、鄭仁和牧師が「エルサレムに帰る二人の弟子」という題で説教した。
(報告:曺永恩)