<全国教会女性連合会>
第60回定期総会
全国教会女性連合会は2008年に創立60周年を祝ったが、定期大会は今年6月18日(木)~20日(土)に第60回を迎え、関西アカデミーハウス(京都)にて大会と研修会が開催された。テーマは「いのちのことば~わたしたちのマナの分かち合い~」で、全国から代議員65名と女性会員、男性牧師の参加もあり、総勢95名であった。
開会礼拝では新井由貴牧師より「イエス様こそ希望」と題してメッセージがあり、聖餐式が行われた。
今大会での議題は、前大会にて行われた憲章改定後の若干の見直しがなされた。主な討議内容は、以下である。①略称を「全国女性会」としてきたが、「全国教会女性会」とする(第1章1条)ことが議決され、②第3章(代議員)の2項、委員の代議員件について、「20名以下の女性会にプラス1名の代議員件を与える」との追加分の付加、③第4章に「顧問」を加えることについては、継続審議となった。
私たちの先輩であり、今までご苦労されて今年20周年を迎える「セットンの家」の権玉華理事長、李芸求副理事長、朴善喜名誉理事長に感謝牌と花束を贈呈し、感謝の意を表した。
2泊3日の日程で研修会を持つことはめったになく、今回はナルドのつぼ献金の元来の主旨であった断食祈祷会(2日目の朝食を断食)や、2区分の時間内で7つの分科会を開催し、共に学び、また身体を使って楽しむことができた。
2日目の午前中は金必順牧師を講師に「聖書井戸端拡大版」を開催。聖書井戸端は金必順牧師が総務在職中の2013年に始められた女性たちが自分の視点で聖書をよみ分かち合う場である。現在も全国教会女性会事務所にて月1回のペースで開催されている。
今回は金必順牧師の導入と解説の後、丸テーブルにてあらかじめ分けられた7グループにそれぞれ1人のチューターがつき、与えられたテキストを読み、分かち合う時間を持った。チューターは「聖書井戸端」に継続して出席しているメンバーで、慣れれば誰でも担うことができる。初めて参加したメンバーも、聖書を新しい視点で読むことができた、アブラハム物語がとても生き生きと迫って来たなどの感想を分かち合った。
3日目の全体討論では、分科会Ⅰで話された「総会憲法と牧師の任期制」を受けて、私たちの総会の問題や、女性会の役割、憲法についてもっと知らなければならないことなど、活発な意見交換がなされた。
また、今回初めての試みとして、小礼拝堂を「静まりの部屋」として24時間開放。各自が好きな時間に訪れ、静かに祈り黙想する機会が与えられたことは幸いである。
閉会礼拝では朴愛仙牧師より「神様がしてくださること」と題する説教があり、豊かな交わりと恵みのうちに大会と研修会を終えることができた。
改選された新委員は以下の通りである。